COMPANY会社案内

ATTEMPT当社の熱中症に対する取り組み

製函工場への全体空調導入(2020年)

まずは温度と湿度をコントロールする全体空調設備(ヤンマーエネルギーシステム株式会社製「GHP XAIRⅡ」、システム設計会社Daigasエナジー株式会社・エネテック京都株式会社)を製函工場へ導入しました。導入前後で工場内温度を比較すると、2019年は最高温度が平均約40℃の状態から2020年の全体空調稼働後は約30℃まで下がりました。(※)また、既存のスポットクーラーとの併用により従業員の体感温度は約25℃前後になりました。(※)これにより従業員の安全・快適な職場環境の実現に大きく寄与しました。

製函工場図

代表挨拶

コルゲーター工場への大型の稼働型全体空調導入(2021年)

製段工場のコルゲート棟に製函工場と同様の全体空調設備(ヤンマーエネルギーシステム株式会社製「GHP XAIRⅢ」、システム設計会社Daigasエナジー株式会社・エネテック京都株式会社)を導入しました。前年の製函棟と比較するとコルゲーターからの輻射熱が大きいこと。また全体空調でコルゲーター機器の周囲を冷やすことが製造上の大きなエネルギーロスにつながることから、送風部を稼働可能な状態とし従業員へ集中的に冷風を送る仕様とすることで既存のスポットクーラーと併せて体感温度を約28℃前後まで下げることが出来ました。(※)これにより労働環境の改善と製造面でのエネルギーロス抑制の両立を試みました。
(※)当社で実施した計測値/推定値です。

製段工場図

製段工場図

原紙倉庫の屋根に遮熱対策としてルーフシェード及びシート出荷場天井への省エネ大型ファンの導入(2022年)

空調の設置が行えない場所である原紙倉庫には、太陽光による倉庫内温度上昇を低減させるため遮熱効果があるルーフシェード(日本ワイドクロス株式会社製ルーフスクリーンWH)を敷設しました。折板屋根上面を遮熱・断熱効果の高い高密度メッシュシートで覆い、シートと屋根の間に空気の層を生み出すことによって屋根への熱伝導を低減させました。夏場の急激な室温の上昇を抑制することで職場環境の改善を行いました。
同様に空調設備が設置できないシート出荷場に関しても省エネ大型ファンである 「eneFAN EURUSⅢ」を導入しました。これにより天井から地上へ空気の流れをつくり、風が従業員の体に当てることによって積極的に汗の蒸発による気化熱効果を生み出し体感温度を下げることにつながりました。

  • ルーフシェード
  • ルーフシェード
  • ルーフシェード
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