COMPANY会社案内

OVERVIEW代表挨拶・会社概要

代表挨拶

準インフラとして社会に貢献していく

代表挨拶

新型コロナウイルスという災害は喜べることではありませんでしたが、結果だけ見ると当社の業績は良くなりました。

当社は段ボール企業として水や食料品といった生活必需品はもちろん多くの商品の配送や物流に関わっており、日々の生活に欠かせない物流を支える準インフラに近いと考えています。とりわけコロナ禍において日本のサプライチェーンは大きく混乱しています。そのような中で段ボールを通じて生活必需品などモノの流れを支える一助となり、物流の安定を通じ人々の生活を支えるという社会的な存在意義を再確認しました。

そのため当社従業員についても物流を支えるエッセンシャルワーカーとして目の前のものを真面目に作ることがとても大切であると伝えています。また、新型コロナウイルスの感染拡大によってeコマース/通販などによって多くの方がダンボールと触れ合う機会が増え、今後もより一層のeコマース/通販の市場は拡大し、多くの人たちが段ボールに触れる機会が増え身近になっていくのではないかと考えています。

また製造現場では空調設備の導入も行いました。当初は夏の猛暑対策として空調設備を導入しましたが、副次的に空気循環により新型コロナウイルス感染拡大防止に寄与すると考え追加の空調設備の整備を行いました。積極的な空調設備での換気によりコロナウィルスの感染拡大を抑制し安定的に段ボールを供給するための一助になると考えています。結果的に空調設備が充実したということで職場環境の向上につながり従業員は喜んでくれているようでした。

その他にも当社では工場内でのコロナ禍以前より会話はトランシーバーを用いて密集しない状態を継続・維持しています。オフィスに関しても感染リスク低減のため、テレワークが可能な部署に関してはテレワークの実施等、今後も全社的に段ボールの安定供給を継続するため柔軟に災害や社会情勢に対応を行っていきます。

「普通」を突き詰める

当社には、企業理念はありません。

「普通」のことを「普通」に頑張るだけだと考えています。それで定年まで働き、勤めることができる会社にしたい。

「普通」にしていれば住む場所が保証され、家族を養うことができて、老後にも不安のない暮らしができる、そういった会社でありたいと考えています。そして「定年まで安心して働くことができる」という、今の社会からしたら古臭いかもしれませんが、そういう当たり前を続けていきたいです。何よりも、社員が受け入れてくれるのであれば会社はそれに応えていきたいと思っています。

大企業という肩書より、地方の超優良企業

目指しているのは地方の超優良企業です。

同キャリアの知人よりいい給料、そして、クビにならないという安心感。このコロナ禍においても「絶対 解雇しない」「減給もしない」と社員には伝えました。もし、何かがあって減給しなければならないのであれば役員から。取締役の給料を半分にするまでは、社員の生活には何の影響も与えないことを公約として掲げています。

「変わる」を求める

「キンキダンボール」に入社する社員の大半は心から望んで入社したいと思って門を叩いたわけではないと思います。学歴が全くなくても、第一志望会社を諦めて入ってきた人でも、そんなマインドを「変えて」年収1000万円以上を目指し真面目に頑張り会社から給料を「獲ってやる」という意識でやって欲しいです。

実際に、全く学歴もなく勉強を真面目に頑張ってきたこともなかった社員が簿記3級を取得したこと。人の目を見て話すことができなかった社員が、会社の外でお客さんとコミュニケーションが取れるようになるまで変わったということもあります。このように実際に社員のマインドが「変わった」ことを実感してとても感動しました。

当社の社員には「変わる」という考えを求めています。

給料というものは返すもの

社員がやるべきことをやっていれば、会社としても給料や待遇の向上といった形で返していきたいと考えています。去年は特に新型コロナウイルスの影響で物流が不規則になり、早朝や深夜など不規則なスケジュールの中でも頑張ってくれた社員が多かったです。当社は仕事をすることが直接社会貢献につながるので、感謝の気持ちを社員に返そうと正社員やアルバイトなど関係なく特別手当を全従業員に支給しました。

会社に新しい風を

代表挨拶

キンキダンボールの役員を目指すのではなく、社長を目指す人材が出てきて欲しいですね。

個人的な話になりますが、私の息子はまだ幼いので現実的に次の社長として会社を継がせることはできません。なので、私は次の社長は社内から選びたいと考えています。しかし、今のままでは外部から新しい社長を招かなければならないのが現実です。現在の社内は「社外からの社員」と「社内で育った社員」のバランスが良く、「社外からの知識」と「社内で培ってきた経験」の歯車が綺麗に噛み合っていると感じています。

私個人としては、社外から社長を招聘するのではなく、キンキダンボール叩き上げの人間に、会社を継いで欲しいという思いがあります。

私も社長となってから7年目に突入しました。私自身の決めたルール・枠組み・環境の中にいるため、正直、自分が今の会社環境に違和感を覚えることは少ないです。

そのため、人から言われてハッと考えさせられることもあります。だからこそ新しい社長に変わることで会社に新鮮な風を通したいです。社長が変わることで当然悪くなる部分、良くなる部分それぞれあると思いますが、それで良いと思っています。

社内から一社員として、どうやって名乗りあげたら良いのでしょうか?

ひたすら実績、結果だと考えます。私も負けないように努力するつもりです。(笑)

2020年の代表挨拶

2018年の代表挨拶

会社概要

会社名
キンキダンボール株式会社
設立
1972年4月1日
資本金
4,000万円
事業所
本 社 工 場:滋賀県草津市野路9-13-1
大 阪 工 場:大阪府八尾市跡部南の町1-2-15
瀬 田 工 場:滋賀県大津市月輪1-12-2
京都営業所:京都府京都市中京区三条通新町西入ル釜座町22 ストークビル三条烏丸4F
代表取締役社長
井川 英郎
営業品目
各種段ボールケース及び段ボールシート製造並びに販売
年商
単体64億円 連結75億円
従業員数
100名
関連・協力会社
キンキカミ株式会社
キンキパッケージ株式会社
東山紙工株式会社
株式会社徳商
有限会社伸行運送